マレーシア 変わりゆく医療への意識

2013.12.6 05:00

 マレーシアの首都クアラルンプールにそびえ立つペトロナスツインタワーにピンク色の照明がともされた。ピンクは世界規模の乳がん撲滅キャンペーンのシンボル色だ。同国では経済成長とともに国民の生活様式も変わり、医療への意識も変化の時代を迎えている。

 米調査会社フロスト&サリバンによると、2012年のマレーシアの医療・福祉市場は69億6000万リンギット(現在のレートで約2210億円)。今後は年平均8.4%のペースで拡大し、18年に112億9000万リンギットとなる見通し。所得の増加にともなって国民が医療に求める水準も高くなり、特に15年以降はIT(情報技術)など先端技術を用いた医療分野の成長が市場を牽引(けんいん)するとみられている。

 フロスト&サリバンの幹部は、マレーシア医療・福祉市場の今後の課題について、専門に特化した人材の育成、公平な保険制度の実現、官民が協調したコスト管理の3点を挙げた。現在、同国では食生活の変化が原因とみられる肥満や糖尿病が増加している。また、将来的には少子高齢化社会の到来も予想されており、今後は政府の行政手腕が問われる場面がますます増えていきそうだ。

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