7日の東京株式市場は反発している。日経平均株価の午前終値は、前日比91円42銭高の1万6974円61銭。原油安や米国株式市場が続落した流れを受けて朝方は下げて始まった。しかし一部銘柄に割安感から買い戻しが入り、プラスに転じた。
原油価格下落の産油国への影響や、世界経済の先行きに対する警戒感から売り注文が先行。前日のニューヨーク市場で、ダウ工業株30種平均が下落したことも嫌気された。最近の株安による割安感から買い戻されてプラスに転じる場面もあり、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。その後、外国為替市場で円安方向に振れたことから、買い戻しが加速した。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比6.47ポイント高の1367.61。