農林水産省は15日、地域特有の農産物や食品を国がブランドとして保護する「地理的表示(GI)保護制度」で、これまで申請のあった「夕張メロン」や「神戸ビーフ」など7品目を審査する有識者会合を開いた。審査を経て農林水産相が認可すれば、来週にも第1弾の地域ブランドとして登録される。
登録された地域ブランドは、その地域ならではの伝統製法や品質などの基準を満たしたことを国が証明する認定マークを表示できる。類似品との差別化や不正表示の取り締まりに役立つ以外に、地域ブランドの向上や特産品の輸出拡大につながると期待される。