夏の参院選で自民党比例代表から出馬する山田宏・元次世代の党幹事長は31日、「保育園落ちた日本死ね」ブログを「落書き」などと発言したことについて、産経新聞の取材に「子供を育てるのは第一義的には親の責任」などとコメントした。全文は以下の通り。
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私は、杉並区長時代に、待機児童をゼロにし、また保育サービスの充実もはかるなど子育て支援に力を入れてきた経験があり、それらの必要性は十分に理解している。
国、東京都において、女性が働ける環境をつくるためにも保育サービスの充実を図ることが喫緊の課題であることは大前提として発言をした。
「日本死ね」という匿名で誰が書いたかわからないブログに関して、子供を育てるのは、第一義的には親の責任であり、子育ては国次第、自分の子供を育てることに対して社会が責任をとれ、というのは考え方が違っているのではないか、ということを申し上げた。
その上で、また朝昼晩の3食を保育園でとる子も増加しており、保育サービスが「子供のために」どうあったら良いかを国や企業もしっかり考える時期に来ていると思う。
山田宏