中国の建設機械大手、三一集団がこのほど公開したデータによると、同社は2016年、インドでの販売額が10億元(約163億7000万円)近くに上り、さらに17年第1四半期(1~3月期)は前年同期比90%増の4億元弱だった。三一集団は(02年の)インド市場参入から16年目を迎えており、現地化戦略が奏功している。
新シルクロード構想「一帯一路」の一部「バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊」の重要部分であるインドは、中国企業の海外進出先として第一の選択肢だ。三一集団のインド事業も「一帯一路」とリンクして以来、効果が拡大、経営モデル・現地化戦略によって周辺のバングラデシュやネパール、ブータン、スリランカ、モルディブへの輸出も実現した。
三一集団は10年、初の海外生産拠点となるインド工場を稼働させ、同地で投資、設計、生産、販売、サービスというワンストップ式現地化発展の道を開拓。近年は油圧ショベルやクレーン車、ポンプ製品の現地化が進み、今年4月には三一インド生産の4000台目を達成した。
人材の現地化も発展戦略の最重要事項だ。三一インドの現地採用率は96%に上っている。
三一インドの朱大成執行董事は「『一帯一路』と全面的にリンクすることで、最大の好機が訪れている。今後、風力発電や住宅工業化といった新たなプロジェクトにも積極的に手を広げていく」との考えを示した。
三一インドは既に代理販売業者を30社擁し、インド全域に加え周辺5カ国をカバーしている。(中国新聞社)