中国の高速鉄道は21日、最高時速350キロでの営業運転を再開し、世界最速の称号を奪還した。「知的財産権を完全に有する」(車両開発会社)最新車両などを投入し、安全性の向上を強調。中国政府は国内で新路線の建設を猛烈なスピードで進める一方、海外への売り込みも強化し、鉄道分野でも国際的にリードする構えだ。
北京を出発した第1便は、ダイヤ通りに上海に到着。乗客の50代男性は「1990年代に日本で新幹線に乗ったときは驚いたが、今は高速鉄道だけでなく各分野で中国の方が先を行っている」と語った。
中国の高速鉄道は、導入当初は日本やドイツなどの技術をベースに開発された。最新車両の「復興号」は数多くの自主開発技術を搭載。運行システムの改良などと一体で安全性を高めたという。(共同)