国内向けクレーン好調 8月景気指数2カ月ぶり改善

 内閣府が6日発表した8月の景気動向指数(2010年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.9ポイント上昇の117.6となり、2カ月ぶりに改善した。国内向けのクレーンの出荷が伸びたほか、海外向けの半導体製造装置や車の部品関連が好調だった。

 12年12月から続く現在の景気回復について、茂木敏充経済再生担当相は戦後2番目に長い「いざなぎ景気」に今年8月に並び、9月で超えた可能性が高いとの認識を既に示している。内閣府が景気拡大期間の判定に使う景気動向指数でもこうした見方が裏付けられた。

 内閣府は指数に関する基調判断を「改善を示している」のまま据え置いた。指数を構成する指標のうち、投資財出荷指数や鉱工業の生産指数などがプラスに寄与し、天候不順で衣服が振るわなかった小売業の商業販売額はマイナスに寄与した。

 数カ月後の景気動向を示す先行指数も2カ月ぶりに上昇。1.6ポイント上がり106.8となった。