トランプ大統領、26日に演説 ダボス会議、最大の目玉

 スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」事務局は16日、23日開幕の年次総会(ダボス会議)でトランプ米大統領が最終日の26日に演説を行う予定だと発表した。会議には70カ国以上の首脳が出席予定だが、米大統領として18年ぶりの参加となるトランプ氏の演説は最大の目玉となりそうだ。

 ホワイトハウスによると演説でトランプ氏は「米国第一」の政策を示すとみられる。同フォーラムの担当者は、内容は予測できないが、「トランプ氏と彼が引き連れてくる閣僚らの出席は重要だ」と指摘した。

 今年のダボス会議のテーマは「壊れた世界で共通の未来を創造する」。開幕日にインドのモディ首相が基調講演。先進7カ国(G7)からはフランスのマクロン大統領やメイ英首相、カナダのトルドー首相らが参加するほか、アフリカと中東からも20人近くの首脳が出席の予定だ。(共同)