菅官房長官「緩やかな回復基調続いている」 日経平均株価一時2万4000円超えで言及

記者会見する菅義偉官房長官=18日、首相官邸(斎藤良雄撮影)
記者会見する菅義偉官房長官=18日、首相官邸(斎藤良雄撮影)【拡大】

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で、同日の東京株式市場で日経平均株価が一時、約26年2カ月ぶりに2万4000円の大台を超えたことについて「わが国の経済全体は雇用情勢、企業収益が極めて高い水準にあるなど、緩やかな回復基調が続いている」との認識を示した。

 菅氏は「株価の動向に一つ一つコメントすることは控えたい」としつつ、「政府としては経済再生を最優先する中で、平成29年度補正予算案と30年度予算案を一日も早く成立させていただき、経済運営に全力を尽くしたい」と述べた。