【専欄】「熊孩子」は中国を壊す? 子供たちの悪行にうんざり、一人っ子第一世代の親に問題 (1/2ページ)

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 最近、中国のテレビやネットを見ていると、頻繁に遭遇する言葉に「熊孩子(ションハイズ)」がある。直訳すると「熊のような子供」だが、われわれが想像する「くまのプーさん」「ダッフィー」「くまモン」などの愛されキャラとは程遠い。いたずらっ子、わんぱく小僧、ひいては悪魔のような子供、などの意味だ。

 熊孩子関連で、繰り返し閲覧されている動画がある。四川省のバス内で、5、6歳くらいの男の子が、乗り合わせた若者を何度も足で蹴り飛ばしている。若者はしばらく無視していたが、あまりのしつこさに、ついにキレた。男の子を床に引き倒し、頭を踏みつけにしたのである。子供相手にそこまでしなくても…と思うが、動画を見た人たちは、子供よりも若者に共感した。あちこちで繰り広げられる熊孩子の悪行に、人々がうんざりしている証拠だろう。

 身体が震えたのが、浙江省での事件である。浙江大学病院に、14歳の男の子が、臀部に鉛筆が15センチも突き刺さった状態で、緊急搬送された。同級生の熊孩子が、ふざけて突き刺したのだそうだ。

 ある地方の公園。某男性は、妊娠5、6カ月の妻と夕方近所の公園を散歩していた。すると、バスケットボールに興じていた男の子が走ってきて、妻の大きなおなかめがけて、ボールを投げつけてきたという。妻はとっさにおなかをかばったが、反動で転んでしまった。すぐさま病院に駆け込んだが、幸いなことにおなかの子供は無事だったという。

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