東京感染「第4波」上回る 2カ月ぶり1000人超

    東京都で14日、新型コロナウイルスの新規感染者が1149人確認され、3回目の緊急事態宣言中だった5月13日以来、約2カ月ぶりに千人を超えた。東京五輪を目前に控える東京には今月12日に4回目の宣言が発令されたが、厚生労働省に助言する専門家組織は14日の会合で、しばらく感染拡大が続くと指摘した。

    一方、国内の新型コロナウイルス感染症による死者数が14日、累計で1万5千人を超えた。今春の流行「第4波」で4月に累計1万人を突破して以来、2カ月半で5千人増加した。

    都内の新規感染者が前週の同じ曜日を上回るのは25日連続。3回目の宣言が発令された4月25日以降、「第4波」のピークだった5月8日の1121人も超え、4人の死亡も報告された。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は823・3人で、前週比は130・3%だった。

    感染力が強いとされるインド由来の変異株「デルタ株」への感染は14日だけで138人が報告された。都によると、6月以降、デルタ株への置き換わりが急速に進み、これまでに1330人の感染が確認された。専門家組織の会合では、関東地方で40%以上になったとの国立感染症研究所の推定も示された。

    新規感染者は、ワクチン接種が進む65歳以上で減少傾向で、14日は46人で全体の4%。年代別では20代が326人と最も多く、30代214人、40代209人、50代140人と続いた。

    専門家組織座長の脇田隆字(たかじ)国立感染症研究所長は会合後の会見で「ワクチン接種が進むまで、感染者数を抑制するのが重要だ」と指摘。五輪については「4連休は外出を控え、なるべく自宅で、いつも一緒にいる家族らと少人数でテレビ観戦を」と呼び掛けた。


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