国際通貨基金(IMF)は18日、イスラム主義組織タリバンが政権を掌握したアフガニスタンについて、対外的な外貨支払いの準備不足に備える特別引き出し権(SDR)を含む資金支援を停止すると発表した。声明で「政府の承認に関して国際社会で明確さを欠いている」と理由を説明した。
IMFは今月2日、SDR6500億ドル(約71兆円)相当を新規配分する計画を承認。米メディアによると、アフガニスタンは4億5000万ドル超の配分を受ける予定だった。新規配分を前に米財務省などが停止を働き掛けていたという。
SDRは、加盟国が外貨不足に陥った際にドルや円、ユーロなどと交換できる。(共同)































