自動販売機から「牛タン」 仙台らしくと好評 安心感も

    自動販売機で販売されている冷凍状態の牛タン商品(右)と解凍後の牛タン商品(左)(石崎慶一撮影)
    自動販売機で販売されている冷凍状態の牛タン商品(右)と解凍後の牛タン商品(左)(石崎慶一撮影)

    同社はスーパー向けの味付け肉の製造と卸販売を行っており、自販機の商品も自社で調合したたれで味付けしてある。「肉はスライスしてあり、解凍してフライパンなどを使って焼くだけ。子供から年配者まで食べやすい味にしており、家族でおいしく召し上がっていただくことを心がけた」と同社広報担当の庄司真弓さん(37)。

    自社製造や販売などでコストが抑えられ、2~3人前に当たる220~260グラムで500円と「お得感」のある価格が実現できたという。

    家庭でも身近な存在に

    同社の本社前に設置された自販機では、仕事帰りとみられる人たちが商品を購入していた。初めて利用したという同市宮城野区の女性会社員(23)は「牛タンの自販機は仙台ならではのアイデアだと思う。商品もいろいろ種類があり、安心して気軽に買える」と感心。2回目の購入という同区の男性会社員(45)は「物珍しさもあり500円の商品を買ってみたが、値段の割に量があり、おいしかった。いつでも買えるので便利だ」と話していた。

    同社の付偉(ふ・い)代表取締役(40)は自販機事業について「事前の想定よりも良い結果になっている。一過性のブームに終わることなく、商品をさらに磨いていく。仙台を中心に設置台数を増やし、『和顔』の牛タンをご家庭の食卓にとって身近な存在にしていきたい」としている。(石崎慶一)


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