3日午前9時28分ごろ、和歌山県で最大震度5弱を観測した地震について、気象庁は、甚大な被害が予想される南海トラフ地震について、地殻内で発生したことや、地震の規模が大きくないことから「発生可能性が高まっているとは考えていない」と発表した。また、揺れが強かった地域では今後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意が必要と呼びかけた。
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気象庁によると、震源は紀伊水道で、震源の深さは18キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・4と推定される。
震度5弱が観測されたのは和歌山県御坊市で、香川県や徳島県、兵庫県、三重県でも震度4が観測された。