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“分岐点”での選択に迷いなし 経験を積み重ね常に前進するドナテッラ~女子編

人は誰でも、いくつかの選択肢から一つ選んで人生を歩む。とはいうものの、選択肢そのものがぼんやりとしていることも少なくない。「なんとなくこっちの道を歩いている」と思い込んでいる人も多い。

それによって忸怩たる思いをしているか。いや、そんなものだろうと悟りを装おうのか。それこそが人生への姿勢を示す。

ドナテッラ・カラッジャーノは判断すべき地点で選択肢をかなり明晰におさえてきた。高校、大学、就職、離職、それぞれの分岐点を今もはっきり説明できる女性だ。

「右と左のどちらを選ぶか?と常に問われ、それに答えてきました」(ドナテッラ)

ワークショップのファシリテーターをするドナテッラ
ワークショップのファシリテーターをするドナテッラ

4年前、世界でトップクラスの眼鏡企業のコミュニケーション部門を離れた。ミラノオフィスののち、ニューヨーク3年、パリ3年、カリフォルニア3年と海外駐在も経験。企業人として猛烈にフル回転した。

そしてミラノに戻って独立した。1年間を充電にあて、3年前から「グローバル・クリエイティブ・ハッカー」を名乗っている。

「誰かのために家をつくる。あるいは家に戻してあげる。これが私の仕事です」

「家」は故郷とも棲み処とも捉えられる。クリエイティブなチームを構築する手助けするのが、彼女の今の仕事。クライアントは「迷子になった」企業やNGOなどだ。

彼女自身、投錨すべき場所をずっと探してきた。だから「家を見失った」他人のメンタリティが殊の外よく理解できる。

7歳まで南イタリアで育った
7歳まで南イタリアで育った

ドナテッラは南イタリア、カンパーニア州の田舎にある小さな町に生まれた。父親は農家に育ち一族で初めて大学に進学した。高校の英語の教師となり校長にもなった。母親も同じ州の出身で、やはり高校の英語の教師となる。

ただ、職場結婚ではない。2人は10代で知り合い、社会人となって同じ職業に就いたのだ。


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