英政府は10日、新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」に対するワクチンの効果について、保健当局が英国内のオミクロン株感染者を調べたところ、ワクチンを追加接種することで発症を70%防ぐ有効性がみられたとの結果を発表した。
英国ではオミクロン株感染が急増し、10日は448人を確認。8日の3倍超となった。保健当局はこのペースで増えれば英国では12月中旬までにオミクロン株が主流となると予測している。
調査はオミクロン株の581人とデルタ株に感染の5万6439人を分析。その結果、英アストラゼネカ製か米ファイザー製で2回の接種を終えた場合、発症へのワクチンの有効性はオミクロン株ではデルタ株よりもはるかに低かった。(共同)






























