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西川の羽毛掛けふとんを試用体験 これ1枚で冬を乗り切れる驚きの暖かさ

良質なイングランド産ホワイトダックダウン85%を使用した西川の日本製羽毛掛けふとん
良質なイングランド産ホワイトダックダウン85%を使用した西川の日本製羽毛掛けふとん

12月に入って、冷え込みも一段と厳しくなってきましたね。そんな冬の時期にぴったりの西川の羽毛掛けふとんを、産経ネットショップで販売中です。担当バイヤーの話では、この冬の目玉商品ということで、良質なイングランド産ホワイトダックダウンを使用した日本製の羽毛掛けふとんでありながら販売価格は税込み1万9800円とかなりお買い得になっているそうです。

ただ、羽毛ふとんは羽毛の産地や種類などが多様で、安価なものから高額なものまでと価格も幅広く、品質の良し悪しを見極めるのが難しい商品でもあります。そこで、この羽毛掛けふとんを産経デジタルの記者が取り寄せて、試用体験しました。

西川といえば、知らない人もいないくらいの有名寝具メーカー。創業は1566年で、実に450年以上のもの歴史を持つ老舗中の老舗なんですね。同社の羽毛ふとんは、寝具メーカー売り上げ上位10社の満足度調査で総合満足度1位という信頼度抜群の品質を持っています。

※日本マーケティングリサーチ機構調べ

調査概要:2021年9月 寝具メーカー売上上位10社における満足度調査

備考:総合満足度は11項目中の調査結果

その特徴は、まず日本製ということ。丁寧に作り上げた軽くて暖かいふとんなんです。肝になるダウンは英国(イングランド)産のホワイトダックダウン85%を使用。ダックの羽毛はグースに比べて小さいため、比較的安価に作れるんだそうです。イングランドは北緯51度に位置するとても寒い地域。そこで育つダックは胸元に弾力性のある羽毛を蓄えており、安定した品質で定評のある産地として知られています。

圧縮された状態で輸入した羽毛は、同社の厳しい品質審査を経たのち、蒸気と熱を加えるバイオアップ加工(R)が施されます。これによって、ふっくら清潔な羽毛になり、ほこりの発生量も約26%減少(※同社調べ)します。

今回紹介するふとんの羽毛の充填量は1.1キロ。少ないと感じられるかもしれませんが、質の良いダウンならこの重さでも暖かいんだそうです。羽毛ふとんといえばキルティングの縫製が特徴の一つですが、立体キルトという方式を採用しているのもポイント。添付の断面図を見ていただけるとお分かりになると思いますが、立体キルトと一般的なキルトを比較すると、ミシン目の部分がぺったんこではなく、マチがとられているんですね。これで、ふとんの中にたまった熱が逃げにくくなっています。同時にキルトの中の羽毛が潰れにくいため、ふっくら暖かいふとんに仕上がります。

側の生地はポリエステル85%、綿15%。綿混素材にしたことで適度に通気性があり、湿度を調整してくれる羽毛自体の機能を邪魔せず、ふとんの中が蒸れにくくなっています。

デザインはペイズリー柄、ブルーとピンクの2色から選べて、価格は税込み1万9800円(送料無料)。値段も手頃ですので、来客用に備えておくのもいいかもしれません。

では、いよいよ試用レポートです。ふとんが届いたのは、11月下旬の急激に外気温が下がってきた時期で、羽毛ふとんの暖かさを確かめるには絶好のタイミングでした。筆者は、10年ほど前に購入した羽毛ふとんを長く愛用しています。初めて使った時は、それまで使っていた中綿が綿のふとんと比べ、軽いのに抜群に暖かく、カルチャーショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。さすがに10年選手ですので、羽毛もだいぶへたってきてしまい、購入時のふっくら感はすっかりなくなっていますが、それでも十分な暖かさがあるので長く使い続けてきました。改めてタグを確認したところ、ダウン70%、フェザー30%で充填量は1キロということでしたので、今回試用する羽毛ふとんよりも格下の製品ということになります。

届いた箱を開けて、ふとんを取り出すと、今使っているふとんと100グラムしか差がないと思えないほどのふっくら感にまず驚きました。ちょうど天気が良かったので、午前中の数時間天日に当てて風を通すと、ふっくら感がさらに増しました。

我が家は築年数の経った木造家屋で、冬はかなり冷え込みます。羽毛ふとんだけでは足りないかも、と少し心配もあったのですが、最初の夜は毛布なしでトライしてみました。すると…ベッドに横たわり、体にふとんをかけた瞬間から暖かいではありませんか! 「えー!!!」と思わず声が出てしまうほどの威力。寝入る前から「これは毛布要らないな」と思えるほどの圧倒的な暖かさに驚きました。

立体キルトのおかげで、体にフィットしてふとんとの間の隙間が少なく、ふとんの中がどんどん温まってくるのがよくわかります。体が乗っていない部分のマットレスとふとんの間の隙間も少ないため、足元もとても暖かいです。ふとん全体で体が包み込まれるような感じ、と言ったらいいでしょうか。実は、ちょっと試しに、テレワークの仕事の合間に使ったのですが、危うく睡魔に負けそうになりました。今まで使っていた羽毛ふとんとは大違いで、スペック以上の差を実感しました。

個人的な感想にはなりますが羽毛独特の匂いはほとんどしなく、非常に快適。その晩はいつにも増して、深い眠りを堪能することができました。暖かさは文句なしで、むしろまだ本格的に寒くなる前の今の時期では少し暑いと感じるときもあるほど。これなら冬本番を迎えてもこのふとん1枚で乗り切れそうです。

これだけ暖かいのに、すごく軽いのもびっくり。毛布とも組み合わせて使ってみましたが、暖かさが増すのはもちろん、羽毛ふとんが軽い分、毛布をプラスしても重たくならないのが嬉しいですね。

側生地に柄がついていますので、そのまま使うこともできますが、毎日使うものですからやはり汚れは気になります。掛けふとんカバーをつけてももちろん暖かさは変わりありませんので、清潔に長く使い続けるためにもカバーを併用するといいでしょう。

ふとんは長く使うものですし、眠りの質にも大きく影響しますから、できるだけいいものを選びたいところ。この値段でこのクオリティーは、安いと言って差し支えないのではないでしょうか。(産経デジタル・小島純一)

価格はすべて税込み。価格や仕様などの情報はすべて掲載時のものです。産経ネットショップのご利用が初めての方が新規会員登録をすると、500円オフクーポンが使えるのでお得になります。<産経ネットショップ>


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