JR各社は17日、来年3月12日にダイヤ改正すると発表した。東海道・山陽新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」を除く多くの新幹線で、定期列車を削減する。在来線では、首都圏で山手線など16路線について、朝の通勤時間帯の運行本数を減らす。いずれも新型コロナウイルス禍の乗客減を受けた対応。
JR東日本は東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線のうち、山形以外で定期列車を計25本減らし、324本にする。同社発足以来の大規模削減となる。その分、従来よりも需要に合わせて柔軟に臨時列車を追加する方針。
山手線など16路線で、朝の通勤時間帯の運行本数を1時間当たり1~4本減らす。列車の間隔が最大で1分弱長くなる見通し。一部では日中や夜間も若干本数を削減する。
JR東海は東海道新幹線「のぞみ」30本の速度を向上させ、東京―新大阪で所要時間を1~6分早める。































