仙台市出身、在住。元々、小学生の頃から前輪を地面から浮かせて走る「ウイリー」に挑戦するなど、「自転車はただ走るだけのものではない」と考えていた。中学生の時、街で見かけたMTBの技を練習する大人たちに声をかけた。「練習場所や店などを親切に教えてくれて。それで友人と3人で始めた」。3人ともみるみる上達し、高校生の時には全員、スポンサーが付く腕前になっていた。仲間の1人とは今も自転車関係の活動をしている。
しんちパンプトラックは舗装型の施設としては日本一の規模で、国際競技もできる。コロナ禍でも「感染が落ち着くと関東や関西、オーストラリアなどから愛好者が訪れる」。一方で、本格派だけではなく誰でも楽しめ、人が集まる交流拠点にもなっている。
運営に関しては「アットホームな雰囲気を大切にしたい」と考えている。その上で「若い人がここで経験を積んで『自転車に携わる仕事がしたい』などと、相談されるようになればうれしい」と話す。
「これまで、東北にはフリースタイル競技などを練習する場所や、人から教わる環境がなかった。ライダーの裾野を広げて、東北の自転車シーンを盛り上げたい」
(芹沢伸生)































