福岡市は7日、天神南―博多間で延伸工事を進めている市営地下鉄七隈線の開業予定時期について令和5年3月とすると発表した。当初、3年2月ごろの開業を目指していたが、平成28年のJR博多駅前の延伸工事現場で起きた道路陥没事故を受け、工事が一時中断していた。
あわせて、キャナルシティ博多(同市博多区)付近に設置予定の中間駅「櫛田神社前」のシンボルマークをお披露目した。神社のご神木として古くから広く崇敬されている銀杏と、同神社の祇園例大祭で、博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」で用いられる舁(か)き縄をあしらったデザインだ。
銀杏は博多祝い歌で「さても見事な櫛田の銀杏、枝も栄ゆりゃ葉も繁る」と謡われる。高島宗一郎市長は「福岡の新しい部分と、古き良き部分を感じてもらえる。福岡、博多の歴史を感じてもらえればと思っている」と語った。
延伸によって、福岡市人口の約3分の1を占める七隈線天神南―橋本間の沿線人口(約50万人)の利便性は向上する。加えて天神、博多両都心で進む再開発への波及効果も期待される。高島氏は「色々なエリアでの相乗効果を期待している」と述べた。































