全日本柔道連盟(全柔連)は24日、オンラインで臨時理事会を開き、4月から中学生による絞め技の禁止を決めた。絞め落とされて意識を失い、脳への血流が途絶えることは成長期に好ましくないと判断された。
選手同士の体格差や柔道を専門的に教えられる指導者の減少も考慮。普及の観点からイメージ悪化を懸念する意見もあったという。全柔連によると、1977年までも中学生の絞め技は認められていなかったという。
国際柔道連盟(IJF)が昨年末に発表し、技ありの判定基準が見直されるなどとした新ルールを全柔連主催大会では4月1日から適用。全日本カデ体重別選手権(4月、大阪)の中止が報告された。






























