千葉県多古町で山城の保全とその活用による地域活性化を進める多古城郭保存活用会は23日、「多古町歴史トーク&月と星とcoyomiのコンサート」を町コミュニティプラザ文化ホールで開催した。歌と歌との間に歴史やお城に関する話をするというユニークな催し。町教育委員会との共催で、新型コロナウイルス感染対策を実施して行った。
歌とギター、ウクレレの演奏はシンガーソングライターのcoyomi(こよみ)さん、歴史トークは活用会の小室裕一事務局長が担当。coyomiさんは、オリジナルの「いにしえの約束」など約10曲を歌い上げた。小室氏は豪族、千葉氏や多古にあったお城に関する話をして、参加者は両方に聞き入っていた。
小室氏は、「固いイメージがある歴史の話を音楽の間に挟むことで、親しみやすく伝えることができた」と話した。































