食品宅配サービス「ウーバーイーツ」の配送中に自転車で歩行者をはねて死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた東京都北区の会社員の男(28)の初公判が26日、東京地裁(鏡味薫裁判官)で開かれた。男は起訴内容を認め、検察側は禁錮2年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は来月18日。
冒頭陳述などによると、男は事故当時、ロードバイクタイプの自転車に乗り雨天の中を時速20~25キロで走行。前照灯が故障しており無灯火で、ブレーキにも整備不良があった。メガネに水滴が付き、目に水滴が入って手で拭ったため被害者に気付くのが遅れ、急ブレーキをかけたが間に合わず衝突したという。
検察側は、ウーバーイーツには悪天候時に配達をすると報酬が加算される仕組みがあることを指摘。被告人質問で検察官から加算金を得たいとの考えがあったかと問われた男は「あったと思う」と答え、「取り返しのつかないことをしてしまった」と涙ながらに繰り返した。
起訴状などによると、昨年4月17日午後7時5分ごろ、板橋区内の交差点を横断していた男性=当時(78)=をはね、2日後に死亡させたとしている。































