プロが指南 就活の極意

    ゴールから逆算した就職活動を実現しよう

    オンラインで学生と面談する筆者
    オンラインで学生と面談する筆者

    現在、多くの就活生がインターンシップやセミナーなどさまざまな就活イベントに参加していることだと思います。しかし、ただ「こなしているだけ」で、身になっていない就職活動になってしまう就活生は多いです。何のために就職活動をするのか。自分なりに目標やテーマを決めて、その目標を達成できるように行動しましょう。

    目的や目標を設定し、逆算して進めること

    セミナーや説明会、インターンシップやOB・OG訪問など積極的に活動している学生は多いでしょう。しかし、中には自分の目標や課題が分からず漠然と行動しているだけになっている学生もいるのではないでしょうか。

    就職活動は受験勉強にあった模試のように現在値を測る術がありません。そのため、自ら課題意識を持って取り組まないと就活の準備が遅れてしまいます。

    また、どれだけ自己満足の高い準備ができたとしても、結果につながらなければ満足度は低くなってしまうのが就職活動です。そのため、「内定」というゴールを意識し、いかに準備ができるかがポイントになります。

    「内定」というゴールを意識した準備の一例は以下です。

    ①ゴールを決める

    ②スケジュールを把握

    ③いつまでにどうあるべきか「あるべき姿」をイメージする

    ④「あるべき姿」に対し、現状がどうなのかを把握する

    ⑤ギャップを埋めるために考え行動する

    準備の段階では、自己分析ができているのか。企業研究ができているのか。この部分が常に頭を悩ます原因になるものですが、「どこまでできていれば十分なのか」の判断は非常に難しいです。その場合は、選考時に行われる試験の準備状況を項目ごとに分け、現在の状況を主観でいいので評価しながら進めてほしいと思います。

    例えば、評価の仕方は以下の4つ。

    ×(全然できない)

    △(できたりできなかったり)

    ○(大体できる)

    ◎(完璧)


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