安倍晋三元首相は1日、死去した元東京都知事で元衆院議員の作家、石原慎太郎氏について「戦後に形作られた既成概念に挑戦した政治家だった。批判を恐れず言うべきことは言うという姿勢で一貫していた」と語った。「さっそうした姿が今でも目に焼き付いている。本当に残念だ」とも述べた。国会内で記者団に語った。
安倍氏は「平成5年の初当選以来、石原先生にはいろいろと指導していただいた」と振り返った。その上で「石原さんは『太陽の季節』でデビューして以来、さまざまな既成概念に挑戦し続けた人生ではなかったかと思う。都知事としても特に環境面で大きな実績を残された」と語った。































