「平行な線は平行に引く」は意外と難しいです
続けて例題②(点Pを通りABに平行な線を引きなさい)をやってみましょう。
例題①に十分に慣れた子は、点PからABに平行な線を引けるようになります。それは、点Pから引く直線の目的地である点Qが見えるようになるからです。漠然と引くのではなく、「この点に向かって引く」という本来の直線の引き方を学ぶのです。
こうした練習によって、「平行な線は平行に引く」「垂直な線は垂直に引く」という当たり前のことができるようになります。
あとは、正しく描けているかポイントを意識しながら、図形を描く経験を重ねるだけです。下の問題にもチャレンジしてみてください。
【図を描く基本ポイント】
1:線は目標を定めてまっすぐ引く。横よりも縦のほうがまっすぐ引きやすいので、慣れないうちはノートを回転させて縦に線を引くようにしよう。
2:平行なところは平行に描く。マス目をきちんと数えよう。
3:角度を正確に。直角はきちんと直角に。正三角形の60度や、30度、45度などがどれくらいの大きさか意識しよう。
マス目のノートを用意して親子で4つの問題に挑戦しよう!
【読者の皆さんへの出題】
問題① 一辺が4cmの正三角形を描きなさい。
問題②正六角形を描きなさい。
問題③立方体を描きなさい。
問題④立方体をいくつか並べた図形を描きなさい<(1)と(2)>。
問題は上から見た図で、数字はそのマスに積む立方体の数です。たとえば、(例)では左に3個、右に2個積んだ図になります。
こちらが正解の図です
望月俊昭(もちづき・としあき)さん
1948年北海道生まれ。長年、中学受験のための算数と中高一貫生のための数学を指導。都内で少人数制の算数・数学教室を運営。著書に『算数プラスワン問題集』など。


































