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【就活リサーチ】「働きやすさ」で選ぶ時代

ワーク・ライフ・バランスを重視する学生が増加しています。働き方改革関連法が成立後、多くの企業で年間の総労働時間は少なくなっていきました。加えて新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレワークが急速に浸透し、仕事と私生活の境界に注目が集まりました。面接では聞きづらいものの、始業時間などが柔軟なフレックスタイム制度やテレワークの導入状況は、学生の高い関心事です。

就活時に、働きやすさを示す認定制度などを確認する学生は多く、「プラチナ」認定まである「くるみん」「えるぼし」は特に認知度の高さを誇っています。くるみんは、仕事と子育ての両立支援策に積極的な企業を認定する制度で、えるぼしは女性活躍の推進具合を示しています。

このほか「なでしこ銘柄」「健康経営優良法人」「新・ダイバーシティ経営企業100選」「エコ・ファースト制度」など企業の取り組み姿勢をうかがい知る認定制度は数多くあります。

未認定には厳しい目

「くるみん取得は当たり前。口コミサイトやOB・OG訪問で、制度利用のしやすさなどを確かめている」「大手企業で認定制度を何も取得していないと、大丈夫かと少し疑ってしまう」との声も聞かれます。

「育休後の復帰率で、働きやすい企業かどうかを見ている」と男子学生も注目しています。なかでも複数内定をもらっていて、仕事内容などで甲乙つけがたい場合は、認定制度の取得状況を参考にする学生は多数います。

「テレワークが進んでいない企業は若干遅れているのかなと思う」「コロナの感染拡大の影響で、保育所に子供を預けるのが難しくなったというニュースを見て、育児休暇を取りやすい企業を探したいと思うようになった」など労働環境向上への期待値は高まっています。

求められる自律性

企業訪問がままならないコロナ禍で、くるみんなどの認定制度は働きやすさをはかる貴重な判断材料になりました。

コロナ前まではインターンシップや会社見学などで会社を訪れて、働く社員の様子から企業風土などを知ることができましたが、それができなくなったことが大きく影響しました。

とはいえ、充実したワーク・ライフ・バランスをとるためには、自律的に生産性を高める努力や能力、働き方を調整するマネジメント力も必要です。せっかくの制度があっても使いこなせないことがないよう、計画的にスキルを身につけながら、自己管理に努めていってほしいと思います。

(キャリタス就活 吉田治)


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