鈴木俊一財務相は4日、閣議後の記者会見で、消費税率引き上げを歳入確保の選択肢とした国際通貨基金(IMF)の指摘に「将来の消費税率のあり方について、具体的な検討を行っているわけではない」と否定的な考えを示した。
「消費税は社会保障の財源として、今後も重要な役割を果たすべきものだ」とも述べた。IMFは1月、日本経済に関する審査後の声明を公表し、財政規律に関して、消費税や所得税の引き上げなどの選択肢を示した。望ましい税率などは挙げなかった。
鈴木俊一財務相は4日、閣議後の記者会見で、消費税率引き上げを歳入確保の選択肢とした国際通貨基金(IMF)の指摘に「将来の消費税率のあり方について、具体的な検討を行っているわけではない」と否定的な考えを示した。
「消費税は社会保障の財源として、今後も重要な役割を果たすべきものだ」とも述べた。IMFは1月、日本経済に関する審査後の声明を公表し、財政規律に関して、消費税や所得税の引き上げなどの選択肢を示した。望ましい税率などは挙げなかった。