和歌山県橋本市出身で米大リーグ・パイレーツの筒香嘉智(よしとも)選手がオンライン会見し、市内に整備を進めている総合スポーツ施設「TSUTSUGOSPORTSACADEMY(筒香スポーツアカデミー)」の構想を説明した。総工費約2億円を出資。野球場やサブグラウンドなどを備えた施設として年内の完成を目指す。「市が盛り上がる素晴らしいアカデミーにしたい」としている。
筒香選手は平成31年、市の「スポーツ推進アドバイザー」に就任。オフシーズンには市内を訪れ、子供らを対象にエクササイズの指導などをしている。
施設は、あやの台中央公園(あやの台)近くに整備する予定。総面積は約3万平方メートル。すでに室内練習場は完成している。
天然芝の両翼100メートルの野球場やサブグラウンド、体育館も整備していく。
筒香選手は「今まで野球界に対する提言をしてきたが、それだけではなく、自ら行動することが変わるきっかけになるのでは、と決断した」と整備の理由を説明した。
施設では学童保育やスポーツ教室も計画。筒香選手や兄の裕史さんが中心になって一般社団法人を設立し、運営していく構想も明かした。
「スポーツだけでなく、自分で考えて行動、決断できる要素も身に付けてもらえれば」と筒香選手。「市からスポーツ選手や世界で活躍するような人たちがたくさん出てくることを期待したい。私も技術や経験を伝えていきたい」と意気込みを語った。
こうした構想を地元関係者も歓迎する。
オンライン会見に同席した平木哲朗市長は「アカデミーがスタートした大変記念すべき日。子供たちにはスポーツを通じて立派に成長してもらいたい」と期待を寄せた。(山田淳史)

































