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関西私鉄全社が黒字転換 4~12月、旅客需要回復

関西の大手私鉄4社の令和3年4~12月期連結決算が10日、出そろった。新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた旅客需要が回復し全社が黒字転換した。ただオミクロン株の感染拡大で足元の鉄道利用は減少している。今後の感染状況次第では業績回復の足かせになる可能性もある。

近鉄グループホールディングス(HD)の最終損益は507億円の黒字(前年同期は354億円の赤字)だった。輸送人員が緩やかに回復したほか、ホテルの売却益などが寄与した。

阪急阪神HDは最終損益が188億円の黒字(前年同期は168億円の赤字)。プロ野球、阪神タイガースの公式戦主催試合数の増加などが貢献した。京阪HD、南海電気鉄道も黒字転換した。関西私鉄4社は3年度から会計基準を変更したため、売上高は前年同期と比較できない。

4年3月期の業績予想について、阪急阪神HDは売上高、最終利益ともに上方修正したが、京阪HDはオミクロン株の影響を理由に売上高を従来の2630億円から2569億円に下方修正した。近鉄グループHDと南海電鉄は据え置いた。


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