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大阪府、蔓延防止延長を要請 高齢者施設での接種加速へ

大阪府は16日、新型コロナウイルス特別措置法に基づき適用され、20日に期限を迎える蔓延(まんえん)防止等重点措置を延長するよう政府に要請した。これまで吉村洋文知事は延長に関し「当然の前提」として府から要請しない意向を示していたが、高齢者に感染が拡大し、さらなる医療の逼迫(ひっぱく)が懸念される中、対策本部会議を開いて要請方針を決定した。

大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議に出席した吉村洋文知事(右)=16日午後、大阪市中央区(安元雄太撮影)
大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議に出席した吉村洋文知事(右)=16日午後、大阪市中央区(安元雄太撮影)

会議での報告によると、昨年12月以降の感染「第6波」で、今月15日までに複数の感染者が確認された高齢者施設や障害者施設は計376施設に上る。感染者数は計2456人で、入院したのは489人にとどまり、全体の8割にあたる1967人が施設内で療養したという。

施設内療養の増加の背景には病床の逼迫がある。16日の軽症・中等症病床の使用率は84・6%に上った。新たに49人の重症者が判明し、重症病床使用率は36・5%。医療機関はコロナ用以外の病床も使って治療にあたっている。

府によると、12日までの4日間では入院患者の7割以上を70代以上の高齢者が占める。症状別でも酸素投与が必要な「中等症2」以上の患者が7割を超え、「予断を許さない」(府幹部)状況が続く。

吉村氏は会議で府内の市町村に対し、高齢者施設で2月中にワクチンの3回目接種を終えるよう要請したことを明かした。その上で「高齢者をいかに守るかが重要だ。市町村を支援しながら、一つでも多くの施設で完了するよう(接種の)加速化に力を入れたい」と強調した。


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