末松信介文部科学相は18日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの水際措置を3月から緩和することについて「留学生の入国を進める上で、一定の前進だ」と述べた。日本での就学を希望する留学生が入国できない状況が続いており、与野党などから緩和を求める声が上がっていた。
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末松氏は「これまで待機していた留学生や4月に入学を予定している留学生が可能な限り円滑かつ継続的に入国できるよう(緩和措置を)国内外の大学に速やかに周知し、対応を促す」と強調。入国の際には必要な防疫措置などを実施する考えも示した。その上で「入国を希望する留学生が最後の一人まで入国できるように着実に取り組む」と語った。