はじめに
就職活動前に職業体験ができるインターンシップ。インターンシップに参加するための志望動機は、どのようなことを書くといいのか、就職試験本番の志望動機との違いは何なのか、悩む方もいるのではないでしょうか。
この記事では、本選考とインターンシップの違いや志望動機を書く際のポイントを紹介します。応募する際の参考にしてください。
本選考とインターンシップの志望動機は違う?
本選考とインターンシップでは志望動機はどのように違うのでしょうか。それぞれの志望動機の特徴を解説します。
本選考での志望動機で企業側は、社風や求める人物像にマッチしていて、入社後に活躍できる人材かどうかを判断しています。そのため、志望動機を書く前には業界研究や企業研究が必要不可欠です。また、志望動機を通して「この会社で働きたいという熱意」を伝え、採用担当者に一緒に働きたいと思ってもらう必要があります。
インターンシップで企業側は、仕事の体験を通して、将来採用する可能性がある学生を探しています。また、実際に働くことで、自社の社風や仕事内容を知ってもらい入社後のミスマッチを防ぐ狙いも。本選考ほどの明確な志望理由はなくても、インターンシップに参加する目的は明確にする必要があります。
インターンシップの志望動機を書く前にやるべきこと
ここでは、志望動機を書く前にやるべきことを2つ紹介します。
自己分析を行う
インターンシップに応募する際には、最初に自己分析を行いましょう。やりたい仕事がまだわからない方もいると思います。自分の強みや弱みを知り、興味があることなどを通して、自分自身を客観的に分析することにより、自分の特性を活かせる仕事を選ぶ際の検討材料になります。また、苦手なことや嫌いなことを知り、それを避けた仕事も選択することも必要です。
仕事に対する価値観や優先順位を分析すると、業種や企業を選ぶ際の指針になるでしょう。「土日固定休みにこだわるのか」「やりたい仕事が土日営業だった場合は、自分の中の優先順位はどうなのか」など。明確な根拠なく参加するより、就職に対する自己分析を行ってから、応募企業を選ぶ方が、インターンシップで得たことをその後の就職活動に活かせるでしょう。
業界・企業研究を行う
自己分析を行ったら、業界研究や企業研究を行いましょう。志望動機に具体的な理由があると説得力が増します。そのためには、業界研究や企業研究が必要です。
どこの企業でも使える内容よりも、企業のHPや募集要項などを通して、その企業のインターンシップに参加したい理由を伝えた方が選考に通りやすいといえます。また、自分が現時点で働きたい業界や企業でインターンを経験した方が、良かったことも悪かったことも含めて、その後の就職活動に活かせるでしょう。
インターンシップの志望動機を書くポイント3つ
ここでは、志望動機を書く際の3つのポイントを紹介します。
1.参加したい理由を明確に記載する
1つめのポイントは、参加を希望する明確な理由を書くことです。「なぜこの業界に興味をもったのか?」「それはどうして?」と自問自答を繰り返すことで、目的を明確にできるでしょう。「興味がある」だけよりも、「なぜ興味をもったのか?」を考えることで、説得力がある志望動機となります。
今までの経験や、将来やりたい仕事を参加したい理由に紐づけることで、オリジナリティと熱意のある志望動機となり、他の応募者との差別化がはかれるでしょう。
2.学びたいことを明確に記載する
2つめのポイントは、学びたいことを明確に書くことです。そのためには、志望する企業の募集内容をよく確認し、業務内容を想定するとよいでしょう。今回のインターンを通して、どのようなことを経験し、参加後にどのような能力を身に付けたいのか具体的に書くことで、企業側にやる気が伝わります。
インターンシップは、入社前に実際の業務内容や社内の雰囲気を体験できる貴重なチャンスです。学びたいことを自分の中で明確にし、多くのことを吸収しましょう。
3.意気込みを記載する
3つめのポイントは、意気込みを書くことです。よく使われる「一生懸命頑張ります」という言葉は、一般的な表現であり、意気込みが伝わりづらい内容です。参加したらどのように仕事に取り組むつもりか、どのようなスキルを身に付けたいかを伝えるとよいでしょう。
企業側は、できるだけ志望度の高い学生に参加してもらいたいと思っています。意気込みは、具体的に伝えることで、やる気や熱意が伝わりやすいでしょう。インターンシップは、本選考とは異なりますが、インターンシップ中の高評価は、本選考で有利になる可能性が高いといえます。
インターンシップの志望動機の例文
ここでは、志望動機の例文を3つ紹介します。
IT業界
■例文
「私は、生活に役立つIT技術に興味があります。貴社が開発した〇〇のアプリを利用しており、家族の健康管理に役立てる素晴らしい技術だと思い、会社の仕事内容をより詳しく知りたいと考えインターンシップに応募いたしました。
〇〇は、私のような若者だけではなく、私の祖父母も使っており、年代を問わず使いやすいデザインや操作性を追求していることに共感しています。人々の生活を便利にするアプリを複数開発している貴社のインターンで、具体的な業務を学び、人々の生活に役立つIT技術の学びを得たいと思っています。」
■ポイント
企業研究を行い、その企業のサービスや理念をとらえて志望動機を作っています。
広告企業
■例文
「私は、大学で文化祭の実行委員をしており、広告の重要性に気づき、広告業界に興味を持ちました。貴社の〇〇の広告を目にする機会があり、多くの人に広告を通して魅力を伝える〇〇のような企業で働きたいと思い、今回のインターンに応募しました。魅力的な広告を作るために必要なビジネススキルや知識を積極的に吸収したいと思っています。」
■ポイント
業界に興味をもった理由や、その企業を魅力に感じているサービスを伝えることで、オリジナル性ある志望理由となっています。
金融企業
■例文
「私は、日本社会の将来のためにも、日本国内の企業の99%を占める中小企業へのサポートが必要不可欠だと思っています。そのため、中小企業をサポートする企業で働きたいと思い、貴社のインターンシップに応募しました。
私は大学では経済学を学んでおり、大学で学んだ経済知識を活かす方法や、今後社会人として活躍するために必要なスキルを学びたいと思っています。」
■ポイント
どのような目的意識をもって参加するのか、学びたい内容を具体的に記載しています。成長意欲が高いこと、将来へのビジョンなどをまとめており、やる気が感じられる内容になっています。
まとめ
この記事では、インターンシップへ参加するために重要な志望動機のポイントについて紹介しました。周りが参加しているのを見て、なんとなく応募する方も多いでしょう。しかし、インターンシップは実際に企業で働ける貴重な機会です。
就職活動に向けて、自分が希望する職種や業種で就業体験を行うためにも、目的意識をしっかり表現した志望動機を用意しましょう。
































