資格保有は転職活動で有利になる? 全業種で評価されやすい資格とは

はじめに

資格がなくてもできる仕事は多いですが、転職活動では資格を保有しているほうが有利にはたらく場合があります。資格と言ってもさまざまな種類があるため、全業種でおすすめの資格や、職種別に保有していると有利な資格などを紹介します。志望する職種に合わせて必要な資格を取得して、転職を成功させましょう。

資格保有は転職活動に有利になる?

※画像はイメージです(Getty Images)

資格を保有していることで自分の能力を証明できるため、転職活動を行う上で有利になります。資格保有が必須条件となる職種や業種も存在するため、転職活動を行う前に規模する職種や業種に資格が必要か把握しておきましょう。

▼資格保有が必須の職種・業種もある

専門性が高い職種は資格所有が必須の場合が多いです。たとえば、医師や看護師・薬剤師などの医療系、教員や保育士などの教育系、弁護士などの法律系や建築士などの建築系の仕事などが一般的にあげられます。

また近年、需要が高い介護の仕事にもケアマネージャーや介護福祉士などの資格が必要な場合があります。専門性が高い必須資格は、企業などで働くときに有利になるだけでなく、独立開業するときにも役立つでしょう。

全業種で役立つおすすめの資格3つ

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資格の中には、どのような業種においても役立つものがあります。転職をする上で「何か資格をとりたいけれど、どういう資格にすればいいのかわからない」という場合に、次のような資格にぜひチャレンジしてほしいです。

1.TOEIC

外資系など、外国との取引が多い職場や外国人と接することが多い職場に限らず、グローバル化が顕著な現代では英語ができることは大きな強みになります。

TOEICは英語の理解力や英語でのコミュニケーション能力を判断する試験で、英語を母国語としない人を対象にしています。実用英語検定のように級ではなく990満点中のスコアで英語力を判断できます。英語力を必要とする企業に転職するためには、600点~800点以上のスコアが必要です。

2.中小企業診断士

中小企業診断士の資格は経営コンサルタントに関する国家資格であり、資格を取得することでビジネスに関する幅広い知識を身につけられます。

経済学や財務・会計、運営管理など試験の科目が多く難易度も高いため、資格を保有することで、幅広いビジネスの知識を身につけていることを大いにアピールできます。また独立するときにも役に立つ資格のため、ビジネスの世界で長く活躍したい人にはおすすめです。

3.MOS

今やどのような仕事をするにもパソコンは必須です。ただ単にパソコンが使えるだけでなく、そのスキルをしっかりと証明できるのがMOSです。

MOSはMicrosoft Office Specialistの略で、オフィスで使われることが多いマイクロソフトのエクセルやワード、パワーポイントなどのスキルを証明するための資格です。レベルはスペシャリストとエキスパートがあります。事務職をはじめとしてマイクロソフトオフィスを使う職場では有利です。

転職活動に有利になる資格を職種別に紹介

次に、取得していると転職に有利な資格を職種別に紹介します。

▼営業職

営業職では扱う商品や営業の方法によって異なりますが、中小企業診断士は幅広い知識が身につくため、難易度が高いですがチャレンジしたい資格です。

また、保険などの金融商品や不動産の営業で有利なのは、国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士。商品を販売するという視点からリテールマーケティング(販売士)検定も有効です。不動産関連の営業職を目指すなら宅地建物取引士の資格が有利です。

営業の仕事自体は資格がなくても可能ですが、資格を持っていることで資格手当が付き収入がアップすることがあります。もちろん転職の面接時にもアピールでき、資格を取得しておけば転職や独立にも役に立つでしょう。

▼事務・管理部門職

事務能力を証明する資格は、秘書を志望するかどうかに関わらず秘書検定がおすすめです。企業の重役の秘書としての業務をこなす上で必要な知識や技能だけでなく、ビジネスマナーや文書作成・電話対応・接客方法などの事務知識も幅広く身につけられます。

また、経理事務を志望する人におすすめの資格は日商簿記です。簿記の資格を有していることを希望する企業も多いため、実務経験のない未経験者でも取得することで転職活動が有利に進むでしょう。そのほかにも貿易実務や医療事務など、事務の種類によってさまざまな資格があります。

事務職はパソコン業務が必須の職種でもあるため、MOSだけでなくさまざまなパソコンの資格を取得しておくこともおすすめです。

▼エンジニア職

エンジニア職やIT業界で仕事をするなら、まずは取得しておきたいのが基本情報技術者です。ITに関する専門的な知識と技能が身に付きます。

また、情報処理安全確保支援士はサイバーセキュリティの専門的な資格であり、ニーズが高まっている注目の国家資格です。

そのほかにも、ネットワークエンジニアとしてのスキルを身につけていることを証明してくれる資格として、おすすめなのがCCNA。CCNAは、世界最大の通信機器メーカーであるシスコシステムズ社が、ネットワークエンジニアとしての知識と技能を認定する資格です。グローバルな資格なため、エンジニア職を目指す人は取得しておくと有利です。

▼技術職

危険物取扱者の資格はガソリンスタンドや化学工場など、一定の危険物を取り扱う企業に求められる資格です。危険物を取り扱う企業の技術者を志望している人は、取得しておくとよいでしょう。

CAD利用技術者試験は、設計や製図などの支援ツールであるCADの操作技術を認定する資格です。建築・設計の分野でCADオペレーターとして仕事をしたい人に有利な資格です。

また電気主任技術者や施工管理技士など、技術者には国家資格が必須となるものも多いため、転職活動の前に資格を取得することで、意欲を評価され有利にはたらくでしょう。

まとめ

新しい職種にチャレンジするときやキャリアアップしたいときなどは、その職種に有利な資格を取得することがおすすめです。

難易度が高い資格の場合は取得までに時間がかかる場合もありますが、資格を取得することで意欲や熱意をアピールでき、経験不足を補ってくれることもあります。また、資格が必須の職種に転職したい場合は、できるだけ早く準備をするようにしましょう。


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