大リーグ労使合意へ、近いか? 遠いか? 見解分かれる

【ニューヨーク27日(日本時間28日)】大リーグ機構と選手会はフロリダ州ジュピターで労使協定の合意に向けた交渉を行った。7日連続となる協議も合意には至らなかった。米メディアの報道によると大リーグ関係者からは「有意義な議論だった」という声が挙がっているという。交渉は28日(同3月1日)も行われる予定だ。

昨年12月2日、ロックアウトに突入し88日目を迎えた大リーグ。この日、機構側と選手会側は個別での会合を挟みながら、約7時間かけ複数回にわたる交渉を行ったもよう。前日は選手会から球団総年俸に対する課徴金(ぜいたく税)の見直しなど広範囲で譲歩する改定案が提示され、機構側も一部の課題で対案を提示したが、この日は正式な案が提出されなかったと伝えられている。

交渉は8日連続で28日(同1日)の午前10時に再開予定。ここまで7日連続の交渉は午後からの開始だったが、午前中からの協議は初めてとなる。

大リーグはすにで春季キャンプ開始が遅れており、オープン戦も現時点で7日(同8日)までが中止。大リーグ機構側が予定通りレギュラーシーズン162試合を開催し、3月31日の開幕を実現させるために設定した合意の期限まであと1日に迫っている。

MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は自身のツイッターで「あすの期限に交渉がまとまる可能性はありそうだ」という前向きな見解を示した。一方でスポーツ専門メディア、ジ・アスレチックのエバン・ドレリッチ記者のツイッターによると、ぜいたく税の見直しやメジャー最低年俸の金額など依然として主要課題で大きな隔たりが残っているとも伝えている。同様に27日(同28日)付のESPN(電子版)では、両者の要求には、いまだに大きな開きがあるという選手会関係者の懸念の声を取り上げた。

合意まで近いのか、遠いのか。媒体や記者、さら大リーグ機構側か選手会側によって〝温度差〟があるようだが、残り約24時間での合意は厳しいという見方が目立っている。


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