インタファクス通信によると、ロシア通信情報技術監督庁は1日、虚偽情報を流しているとして、リベラルな報道内容で知られる民間ラジオ「モスクワのこだま」とテレビ局「ドシチ」のウェブサイトへのアクセスを遮断したと明らかにした。
検察当局は1日、ウクライナでの軍事作戦について虚偽の情報を伝えたとして、同監督庁に両メディアへのアクセス制限を求めていた。
「モスクワのこだま」のベネディクトフ編集長は放送が停止されたと会員制交流サイト(SNS)で伝え、「違法行為はしていない」と述べた。
同監督庁は2月26日、ウクライナでの軍事作戦を「侵攻」や「戦争」と表現することなどを問題視し、10の独立系メディアに削除を指示。応じなければアクセス制限や罰金を科すと警告していた。対象になったのは、他に「ノーバヤ・ガゼータ」「メドゥーザ」など。(共同)































