1日、ウクライナ東部マリウポリにある産婦人科病院の地下。医療従事者が出産にかかり、シェルターとしても使われている(AP=共同)ミサイルで攻撃され火を噴く警察庁舎、崩れ落ちた橋、車の横に倒れ血を流す遺体―。「この狂った世界に言いたい。殺し合いはもう十分だ」。20代の息子を失った父親は声を震わせた。ロシア軍によるウクライナ侵攻から3日で1週間となり、攻撃は住宅地や病院も襲う。
現地からの報道などによると、ロシア軍が包囲した東部マリウポリでは住宅地や病院、学校周辺も被弾。産婦人科病院には緊急の治療先として負傷者が運び込まれた。インフラ施設も激しい空爆を受け、停電や断水が発生。市長は「ロシア軍は、市民の逃げ道を封じるあらゆる手段を取っている」と糾弾した。(共同)
「家に帰れ」「私たちは丸腰だ」。ロシア軍に掌握された南部メリトポリで、ロシア軍が占拠した治安当局の建物付近で抗議デモをした市民が叫んだ。近くにいたロシア軍兵士は空に向けて発砲し、非武装の市民を威嚇した。
ウクライナ東部ハリコフの治安当局施設近くに落ちたロケット弾の破片=2日(AP=共同)ウクライナ東部ハリコフの病院敷地内で、食料配給のため列に並んだ住民ら=2日(ロイター=共同)ポーランド行きの列車(右)の隣のホームに停車していた、「プーチンのくそったれ野郎」と電光表示を先頭車両に掲げた列車=2日、ウクライナ西部リビウ(共同)駅のホームへと通じる地下通路で、すし詰めになってポーランド行きの列車を待つ人々=2日、ウクライナ西部リビウ(共同)ポーランド行きの列車を待つ避難民ですし詰めになった地下通路(奥)を出て、ホームに通じる階段を上る親子=2日、ウクライナ西部リビウ(共同)ウクライナの各地から西部リビウの駅(奥)に到着した避難民=2日(共同)ウクライナ東部ハリコフで攻撃を受けた警察庁舎などを消火する消防隊員=2日(ロイター=共同)