東京マラソンのランナー受付始まる コロナ禍で3年ぶり

    ランナーは検温を受けてから受付エリアに入る=3日、東京都江東区の東京ビッグサイト
    ランナーは検温を受けてから受付エリアに入る=3日、東京都江東区の東京ビッグサイト

    東京マラソン(産経新聞社など共催)の開催を3日後に控えた3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでプレイベント「東京マラソンEXPO」と、大会に出場するランナーの受付が始まった。いずれも5日まで。

    EXPOにはランニング関連グッズなどを扱った49のブースが出展し、受付を済ませたランナーらでにぎわった。前回2020年大会は新型コロナウイルス禍を受け、エリートと車いすの部に絞って開催。21年大会は延期されたため、一般ランナーの参加は3年ぶりとなる。

    今大会はコロナ感染対策を講じ、定員2万5千人で開催される。主催の東京マラソン財団はランナー受付が混雑しないように受付時間を事前予約制とし、1時間の入場上限を860人に設定した。ランナーは検温を受けたうえで入場。PCR検査の検体を提出するなど出走に必要な手続きを行った。

    大会に出場する東京都港区の団体職員の女性(54)は「世の中がコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻で騒然としている中、マラソンをやっている場合なのかという気がするけど、一人一人が淡々と日常を送ることは(困難に)負けないためにも大切だと思う」と話した。


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