ジャオダック、日本初の成果報酬型屋外広告開発 カメラで接触者カウント

    湘南モノレール「湘南江の島駅」の交通広告。利用者が目をとめやすいメディアとして再評価されている(ジャオダック提供)
    湘南モノレール「湘南江の島駅」の交通広告。利用者が目をとめやすいメディアとして再評価されている(ジャオダック提供)

    広告業を手がけるジャオダック(東京都港区)は、屋外・交通広告で日本初となる成果報酬型(アフィリエイト)算出システムを開発、日本屋外広告相場情報システム「JAODAQ」で提供を始めた。ウェブ広告ではアフィリエイトは広く使われているが、屋外広告では成果のチェックや基準価格の算出が難しく、導入されていなかった。

    デジタルサイネージや大型ビジョンなどの屋外広告にカメラを設置。センシング技術により接触可能人数をカウントし、過去の実績などから広告料金を算出する。接触可能人数と媒体面積など定量価値に基づき料金を提示するため納得感が高まり、広告主の共感を得やすいという。例えば20万円(固定金額)で1万人(接触可能人数)に接触するまで広告を出し続けたり、固定金額を決めず1週間で2万人に接触したので30万円の広告料金をもらったりするアフィリエイト広告が可能になる。

    同社は平成30年9月に設立。媒体社として全国の大手鉄道・バスや不動産などの事業会社と取引がある。


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