東京駅の目の前に桜の新名所が誕生する。昨年7月に開業し初めての春を迎える東京都千代田区の「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」エリアだ。オフィスビル、飲食店街、広場からなるこのエリアは、三菱地所が「日本を明るく、元気にする」をテーマに開発。日本各地の魅力を発信する拠点としてさまざまなイベントが開かれている。19日から4月3日までは初開催となる「TOKYO TORCH 桜まつり」を開催。花見とともに、福島や新潟など各地の春を感じられる体験型イベントが行われるほか、飲食店では、桜にちなんだ料理が味わえる。
「日本各地の魅力を発信する拠点にふさわしい樹木として桜を20本植えた。つぼみも膨らんできており、最初の年から咲いてくれそうだ」
三菱地所TOKYO TORCH事業部の副主事、林樹樹さんは桜の開花を心待ちにしている。
同エリアは、オフィスビルの「常盤橋タワー」と同ビルの地下1階から3階までの飲食店街「TOKYO TORCH Terrace(トウキョウトーチテラス)」、 ビル前に広がる約7千平方メートルの広場「TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)」で構成。令和9年度には日本一の高さ約390メートルを誇る「Torch Tower(トーチタワー)」が完成する。
パークでは福島県や新潟県小千谷市、同県佐渡市、茨城県つくば市、静岡県裾野市の5つの自治体とコラボレーション。福島・会津地方の郷土玩具、赤べこの巨大オブジェや小千谷市名産の錦鯉(にしきごい)が泳ぐ池、佐渡島の金鉱石などが設置されているほか、緑化につくば市の芝生や裾野市の草花を使用。各自治体の魅力を発信するイベントが定期的に開かれている。
初開催となる桜まつりでも19、20日に赤べこの絵付けや金塊つかみといった体験型のイベントのほか、佐渡の伝統芸能の鬼太鼓の実演、錦鯉の展示、コラボ自治体の名産品などを販売するマルシェが行われる。
日本各地の名店を集めたテラスの飲食店では、桜にちなんだメニューが味わえる。その日の朝に取れた魚介が味わえる「羽田市場」では、サクラマスを使った桜ランチを提供。大阪・梅田で〝フレンチ串揚げ〟という新ジャンルを開拓した「BEIGNET(ベニエ)」は、桜の葉を巻いた鰆(さわら)の串揚げという季節感たっぷりのメニューを考案した。
イベント期間中の土日は、ゴザの貸し出しや夜桜のライトアップも行う。林さんは「日本各地の文化や魅力が集まり、季節を感じられる街にしていきたい」と話している。
詳しくはホームページ(https://tokyotorch.mec.co.jp/events/1423-2/)から

































