ロシアのウクライナ侵攻後、国内外へ戦火を逃れたウクライナ人が18日、1000万人近くに達した。総人口の2割以上に当たる。国際移住機関(IOM)は、さらに1200万人以上が戦闘などで危険地域から逃れられず、立ち往生していると推定。人道危機の深刻さが浮き彫りになった。
IOMは18日、ロシア軍の攻撃などで家を追われたウクライナの国内避難民が16日時点で648万人になったと発表。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は18日までに国外に避難した人が327万人に達したとしており、計975万人となった。IOMは避難を阻まれている1200万人以上について、橋や道路の破壊、安全な避難先が見つからないことなどが要因だとしている。
特に深刻なのは、2月末からロシア側の包囲攻撃が続く南東部マリウポリ市。推定30万人以上が脱出を阻まれ、絶え間ない砲火にさらされ、食料や医薬品が不足。電気や水道も使えない極限状態に置かれている。(共同)































