「EUREKA(ユリイカ)」などで国際的に評価された映画監督で作家の青山真治(あおやま・しんじ)さんが21日、頸部(けいぶ)食道がんのため死去した。57歳だった。葬儀は近親者で行った。喪主は俳優で妻のとよた真帆(とよた・まほ、本名・青山真穂=あおやま・まほ)さん。後日お別れの会を開く。
北九州市出身。平成8年に地元の北九州市を舞台にした「Helpless」で長編映画デビュー。2000(平成12)年に「EUREKA」がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。平成23年の「東京公園」はロカルノ国際映画祭で金ヒョウ賞(審査員特別賞)を受賞した。