米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、米短文投稿サイトのツイッターの取締役に就任することが5日、分かった。マスク氏が大株主となり、同社と合意した。マスク氏はツイッターの運営方針を批判しており、サービス刷新に向け経営に関与する。
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取得株式数は7348万6938株で9・2%。米証券取引委員会(SEC)の4日付の資料で判明した。米メディアによると、投資信託会社の8・8%を上回って筆頭株主に躍り出たもようだ。価値は約37億ドル(約4500億円)という。
株式取得の背景には、親しい間柄だったツイッター創業者のジャック・ドーシー氏が昨年11月に退任したこともありそうだ。一部報道によると、マスク氏は現CEOのパラグ・アグラワル氏がドーシー氏を追放したとみていたという。(共同)