クリエイティブディレクターの仕事内容は? 年収や必要なスキルも解説

類似職種1:アートディレクター

アートディレクターは、グラフィックデザイナーやカメラマンなど、デザイン面を担当するスタッフと制作物の管理をする役割を担います。

デザインの指示やチェックなどを行う、ビジュアル制作における責任者です。

一般的にはクリエイティブディレクターの下で働きますが、会社によってはこの2つの職種を分けていないこともあります。

類似職種2:Webディレクター

Webディレクターとは、コーポレートサイトなどのWebサイト制作に特化したディレクターのことを言います。Webディレクターは「開発ディレクター」と「運用ディレクター」の2つに分かれます。

前者は新規サイト構築時に企画からリリースまでを担当し、後者はリリース後のサイトの運用を担当し、サイト改善などを行います。

類似職種3:プロデューサー

プロデューサーはクリエイティブディレクターの上位職で、プロジェクトの総監督です。主にクライアントと広告代理店、制作チームの橋渡しの役割を担います。クライアントへの売り込みや折衝、予算・スケジュール管理、制作スタッフの配置などもプロデューサーが行います。

プロデューサーが「どんな広告を作るのか」を決め、クリエイティブディレクターが「どうやって広告を作るか」を取りまとめる、といったイメージです。


クリエイティブディレクターの年収

※画像はイメージです(Getty Images)

転職サイト「doda」の調査によると、2021年のクリエイティブディレクターの平均年収は475万円(クリエイティブ業界平均372万円)です。さらに年齢別に見ていくと、年齢が上がるにつれて平均年収も高くなっていることがわかります。

  • 年齢別平均年収
  • 20代:370万円
  • 30代:486万円
  • 40代:641万円
  • 50代~:682万円

20代の370万円は少ないと感じるかもしれませんが、クリエイティブディレクターはキャリアアップして就く職種であることを考えると、しかたないことかもしれませんね。


クリエイティブディレクターに必要な4つのスキル

続いて、クリエイティブディレクターに求められるスキルを4つ紹介します。

1.コミュニケーション能力

クリエイティブディレクターは制作現場の監督として、デザイナーやカメラマン、ライターなど様々な職業・性格の人と連携をとりながら仕事を進めます。これらの人々と円滑に仕事を進めていくためにも、コミュニケーション能力は欠かせません。

さらにクライアントとの打ち合わせでは、クライアントの要望やイメージをしっかり汲み取り、必要な情報を漏らさずヒアリングする必要があります。制作チームをまとめながら、クライアントの意向を的確に理解して言語化する能力が求められます。

2.スケジュール管理能力

制作現場全体の進捗状況を見て、スケジュール管理することが仕事の1つです。

制作現場において、スケジュールは厳密に管理しなければなりません。「作業内容が大幅に増えた」「このままでは納期に間に合わないかもしれない」などのトラブルが起きても、全体を見て、スケジュール調整できる冷静さが必要です。

3.マーケティング能力

クリエイティブディレクターの仕事の1つに「プロジェクトの企画立案」があります。ここでは、最新のトレンドや業界の動きを把握・分析し、どのような制作物を生み出すかを判断します。

さらに制作物をどのようにプロモーションするかを決定するときにも、マーケティング手法が必要です。どうすれば市場に受け入れられるか、適切なゴールを設定するマーケティング能力も重要です。

4.発想力

良い制作物を作り上げるためには、対象となる消費者を惹きつけるアイデアを生み出すことが求められます。固定概念にとらわれず、新しいものを生み出す発想力は、企画を立案、プロジェクトをまとめるために重要なスキルです。

まとめ

今回は、クリエイティブディレクターについて紹介しました。

「クリエイティブ制作現場の監督」として、プロジェクトを率いるリーダーシップと全体を見渡す冷静さが求められる責任の大きい仕事です。その分クリエイティブの上流に関わり、プロジェクトを動かす大きなやりがいもあります。幅広いスキルが求められ、難易度は高い職業ですが、クリエイティブ業界で働きたい方はぜひ目指してみてはいかがでしょうか。


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