自衛隊制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は7日、来日中の北大西洋条約機構(NATO)のロブ・バウアー軍事委員長から表敬訪問を受けた。両氏は日本とNATOの間の連携を深めていくことを確認した。
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山崎氏はバウアー氏との会談で「NATOのインド太平洋地域へのコミットメントを歓迎する。『自由で開かれたインド太平洋』構想の実現に向けて日・NATOの連携強化、結束を図っていきたい」と語った。
バウアー氏は「われわれが共存し、さまざまな問題を解決していくためにルールベースの国際秩序を何としても守っていかなければならない」と述べ、日本との連携に意欲を示した。
NATOとの関係をめぐっては、岸田文雄首相が29、30両日にスペインのマドリードで開かれるNATO首脳会議に出席する方向で調整している。