国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が6日、始まった。グロッシ事務局長は冒頭声明で、北朝鮮北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場で坑道の一つが開けられた兆候があり、核実験に向けた準備の可能性があると指摘した。理事会は10日までの予定で、ほかにイラン核問題やロシアが侵攻したウクライナ情勢に関する議論が焦点となる。
グロッシ氏は、北朝鮮の北西部寧辺(ニョンビョン)の施設でも活動が続いていると強調。2021年4月から建設中だった建物が完成し、隣接した二つの建物で建設が始まったなどと指摘した。イランでウラン粒子が検知された問題について「イランは技術的に信頼できる説明をしていない」と批判。ロシアが制圧したウクライナ南部ザポロジエ原発の安全確保などのため訪問を目指しているとした。(ウィーン 共同)































