経営コンサルタントの仕事内容を職位別に解説 年収や必要なスキルとは?

    経営コンサルタントにおすすめの資格

    ※画像はイメージです(Getty Images)
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    経営コンサルタントにおすすめの資格は下記の3つです。

    • MBA(経営学修士)
    • 公認会計士
    • 中小企業診断士

    特に中小企業診断士は国家資格のため、企業から高く評価されたり、異動や転職によるキャリアのステップアップになったりと有利です。経営コンサルタントの企業に入社するためには資格は不要ですが、他の求職者や社内のライバルと差をつけられるので、資格取得をおすすめします。また、クライアント先に資格をアピールすることで安心感も与えられるでしょう。


    MBA

    MBAとは、Master of Business Administrationの略称です。日本語では経営学修士号、または経営管理修士号と呼ばれる学位であり、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。MBAは資格というよりも学位に当たります。

    MBAは社会人向けのコースも豊富で、1年間の短期や夜間、土日など、受講できるコースの多様化が進んでいます。昼間働いている社会人にとっては取りやすい学位と言えるでしょう。在学中は経営者を目標に、主に企業経営に関することを勉強します。

    営業や製造など1つの業種に絞った経営学ではなく、業界や業種を問わずすべてに通用するような企業経営について学びます。卒業後、経営コンサルタントはもちろんのこと、ベンチャー企業や経営企画など、MBAで学んだ知識を直接生かせるポジションへ就く人もいます。


    公認会計士

    公認会計士は、開業登録をしている監査・会計の専門家です。独立した立場で「監査証明」を主たる業務とし、「会計」「税務」「コンサルティング」の業務を行っている公認会計士もいます。経営コンサルタントはクライアントの課題解決に当たり、売上や利益を追求する場面があります。その際に財務諸表である貸借対照表(バランスシート)や損益計算書、キャッシュフロー計算書を確認します。

    公認会計士の資格を持っておくことでクライアントからの信用もあがります。


    中小企業診断士

    中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

    経営課題や診断・助言を行う職務において、中小企業診断士は経営コンサルタントに役立つ資格になります。中小企業診断士は国家資格のため、取得することで市場価値を高められます。独立や起業を考えている人にはぜひ取ってほしい資格です。


    経営コンサルタントの実態

    経営コンサルタントは年収が高く、他業種と比べると頭一つ抜けています。しかし、その分高いコミュニケーション能力や経営スキルが求められ、クライアントの経営責任を担うプレッシャーもあります。年収アップを目指す意思の強い人にとっては自身の市場価値を高められる仕事と言えます。


    経営コンサルタントのやりがい

    経営コンサルタントは、コンサルタントとしての知識やスキルはもちろん、クライアント先の専門知識やスキルをも学べます。いろいろな業界のクライアントと接する機会が多く、何度もヒアリングを重ねるため、自然と知識やスキルが身につくでしょう。

    例えば、クライアントがサービス・飲食業界の場合、立ち上げからの提案をお願いされることもあります。利益向上の経営分析や独創的な発想力など多方面の意見が求められます。経営コンサルタントは短期間で質の高い仕事をおこなうので、自身の成長を実感できるでしょう。


    経営コンサルタントで身につくスキル

    経営コンサルタントを経験していく上で、

    • 課題発見力
    • 問題解決力
    • 思考力

    この3つが身につきます。

    経営コンサルタントはクライアントと密に連絡を取り合い、限られた時間でクライアントの課題に対して最適な解決策を提示しなければなりません。はじめは解決するための最適案を出すのに時間がかかると思いますが、数を重ねるうちに問題の本質を見抜く力が鍛えられます。経営コンサルタントは課題発見力や問題解決力、思考力を身につけるためには最適な仕事と言えるでしょう。

    h2 : 経営コンサルタントの将来性

    「コンサルティング業」に対する認知度の高まりから、今後もコンサルタントの活用を検討する企業は多いと考えられます。従って、経営コンサルタント全体としての将来性は高いと判断できるでしょう。

    また、多様化・複雑化する経営コンサルタントの業務において、「ITの活用」は避けては通れません。経営コンサルタント自身がいかにITを活用できるかによっても、個人の将来性や発展度合いを左右する可能性があるためです。

    例えば、リサーチやデータ分析はAIに任せるなど、単純作業や膨大な情報の処理を機械に行わせるのです。その上で、コンサルタントの人間性に基づいた判断が必要な場面のみを自身で行えば、作業効率を大幅にアップすることが可能となります。

    ITの上手な活用は、業務を効率化するだけでなく「ITに強い経営コンサルタント」として信用を得られる場合もあります。よって、経営コンサルタントとしての将来性をより確実にするためには、ITスキルの向上は必須と言えるでしょう。

    まとめ

    経営コンサルタントの仕事は、「クライアントの課題解決」がメインとなる仕事です。顧客によって課題の内容が異なり膨大な知識や経験、スキルが求められる上、何をもって解決とするかの判断も顧客によって千差万別なため、複雑で難しい仕事と言えます。

    ただ一方で、難易度の高く責任の大きい仕事の分やり遂げた時の達成感は大きく、本人の意欲さえあればどんどん成長しやすい仕事でもあります。もし現在、経営コンサルタントに興味がある、成長が実感できる仕事をしたいと考えているのであれば、一歩踏み出してみることで将来の道が拓けるかもしれません。


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