米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は16日、買収を計画している短文投稿サイト、ツイッターの利用者数を最近の4倍強に当たる10億人に伸ばしたいとの考えを示した。従業員集会で語った。複数の欧米メディアが報じた。
ツイッターの1日当たりの利用者数は2022年1~3月期に約2億2900万人だった。マスク氏は利用者の大幅な増加がツイッターの成功に必要との見解を示した。
マスク氏が買収した場合に従業員を解雇する可能性について問われると、「現状ではコストが収入を上回っている」として合理化が必要と指摘。「大きな貢献をしている人は心配しなくていい」と答えた。重視している「言論の自由」については「人々が言いたいことを言うことが許されるべきだ」と訴え、違法でなければ常識外れのような言論も許されるべきとの見解を改めて示した。
マスク氏は総額440億ドル(約5兆8千億円)でツイッターを買収することで4月に合意した。(共同)































