米短文投稿サイトのツイッターの取締役会が、米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏によるツイッター買収に関し、株主に賛成するように推奨したことが21日、分かった。ツイッター幹部はこれまでに、マスク氏による買収の賛否を問う臨時株主総会を今夏に開催したいとの考えを示していた。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/F4FASC3FNVLVZHR62RXQRPNN6Y.jpg)
規制当局に提出した文書で明らかにした。ツイッター取締役会は、買収提案を受け入れず独立を続けることや、他の買収者が現れる可能性などを比較検討した結果、マスク氏による買収が株主にとって最善と判断したと説明している。
マスク氏は総額440億ドル(約6兆円)でツイッターを買収することで4月に合意した。その後、ツイッターのスパム(迷惑)アカウントの割合を問題視して買収手続きを停止すると表明した。(共同)