運転席の前部が突き出た愛らしいシルエットが特徴の「ボンネットバス」を修理し、使える状態にして次世代に残そうと、徳島県三好市のバス会社、四国交通が費用を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。
同社によると、ボンネットバスの生産末期だった1966年に4台を購入。路線バスや観光バス、貸し切りバスとして運行してきた。だが修理箇所が年々増え、一部の部品の調達が困難に。既に3台は別の業者に譲るなどした。
残る1台は昨年にいったん引退したものの、根強いファンから惜しむ声が相次ぎ、修理することを決めた。ストックがない部品は職人が手作りする。
CFのサイト「READYFOR」で8月10日まで支援を募っており、目標額は715万円。支援額は3千円からで、金額やリターン(返礼品)が異なる20余りのコースから選択できる。
































